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ゆるゆるカフェ(以下、ゆるカフェ)、初心者講座3回目を行いました。ゆるカフェでは、カテゴリーを7〜8ほどまでに分けることをお勧めしています。それ以上に数が増えると、雑然とした印象を持ってしまいます。WordPress において、カテゴリーは親子関係で整理することができます。数が増えてきたときは、いくつかのカテゴリーを一括りにして、最終的に親カテゴリーを7〜8ほどまでにしていくのが良いかと思います。

カテゴリーは初めからきっちりと分ける必要もないと考えています。ブログ投稿を重ねながら、カテゴリー分類を作っていくのもありです。時にはカテゴリーを移動したり、名称を変更したりすることもあるでしょう。そうした時でも、投稿記事のパーマリンクに変更がないよう、投稿記事のパーマリンク(URL)の生成は、カテゴリー名を入れないように作っています。

カテゴリーともう一つ、タグづけも投稿記事を整理していく大切な手段となります。タグはカテゴリーを横断してブログ記事をつなげていく役割を果たします。タグづけを重ねているうちに、よく使うタグがいくつかに絞られていくこともあります。そうしたタグ・グループを、新たにカテゴリーとして登録し直していくこともあるでしょう。記事を書きながら、自身の興味・関心、または取り上げる話題の世界観を把握していくのも、ブログの楽しみの一つであり、大切な営みになるのではと思います。一般に無料ブログサービスを使うときは、タグを参加者全員で共有することが多いので、上記説明は自身のブログを立ち上げたケースとします。

今回の講座ではウェブの操作から離れて、紙とペンを使って単語を書き出していくというワークを行いました。紙の真ん中に「自分」と書いて、ブログで取り上げたい話題、書いてみたいテーマ、気になる事柄を単語で書きだしていきました。所要時間は10分を設定しました。

さまざまな単語が出てきますが、いくつかの単語は大きく一つのグループとして囲うこともできます。違うグループであっても、内容は近い話題となる単語もあったりします。先述のカテゴリーとタグの関係を、紙とペンで視覚的に認識を試みた訳ですが、全体を描き出してみることはいつもやってみていい、思考の棚卸しになるように思います。

書き出す単語は、一列にリストされる必要はないと考えます。慣れの問題もありますが、書き出していく単語は、紙全体に散りばめられていくのが良いかも知れません。初めはタテ一列にリストしていた単語も、(日々のワークの中で)次第に一つひとつが動き出していくのを感じ取れられても面白いです。実際に単語を書き出すのは自分の手ですが、自身の思い描く思想や構想により近い紙の上での(単語による)デッサンを描けていけると良いです。心地よいと感じる配置を、日々のワークの中で探っていくのも、一つの面白みになります。

大脳の働きから見ると、一列にリストしていく書き出しは左脳を、全体に散りばめていく書き出しは右脳を活かした思考の働きと考えています。自身の思い描く世界観、哲学を一枚の紙に描き出していく時、より心地よいと感じる配置を日々のワークの中で探っていくことも、一つの面白みになります。

単語は、気軽に短い時間でスピードをつけて描き出していくのが良いです。漢字というよりはひらがな、単語をフルに書くのではなく、(自分で分かっていればいいので)初めの何文字かを書いたらあとは「〜」で済ますなど、他人に見せるためではなく、自身で自分の世界観を一枚の紙に広げていくことに意味があります。

どこまでも自身の思い描くイメージを探っていくこの描き出しの作業は、もちろん受験勉強などの暗記ワークにも使えますが、自己課題解決型のワーク、または世界観の創造として、いつも気軽に取り組めると良いなと思っています。

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この記事を書いた人

渡邉 義一
ゆるゆるカフェを主宰しています。ウェブ(ホームページ)の制作と運用の勉強会です。ウェブ・セルフ作成サポートを新しく立ち上げました。公開したウェブをどう見せていくか、毎週のミーティングで、継続的にお話しを進めていきます。