WordPress では、「ブロック」を組み合わせて投稿記事を作っていくようになりました。以前からWordPress を使っている方には、ブロックが馴染めずにいる方もいらっしゃいます。そんな方のためにご用意されたブロックが、Classic Editor です。クラッシックとは銘打っていますが、そのテキスト編集は万全です。これまでの編集ノウハウが集結しているのですから。
Classic Editor もまた、ブロックの一つとして、近年の新しいブロック編集に組み込まれてきているのが特徴です。Classic Editor の長年の課題の一つが、画面レイアウトでした。画像を左に配置して、テキストを右に配置するといった基本的なレイアウトも、パソコンで書いて、モバイルでチェックするとレイアウトが崩れてしまうというのが日常的によく見られる光景でした。
Classic Editor でテキストを編集して、画像と横並びにレイアウトしていく編集には、ぜひカラム・ブロックを使っていきましょう。カラムで横の並びを調整して、そのカラムブロックの中に、Classic Editor ブロックを入れて使っていくのがスマートです。詳細は前回の記事で書きましたのでご参照ください。
テキストと画像を横並びにレイアウトすると、画像に注釈をつけたくなることがあります。画像を入れたブロックの中に、テキスト・ブロックを上下に重ねても良いのですが、ワンフレーズであれば、画像のキャプションを使っていきましょう。
捜査上の注意点として、キャプションを使っていきたいときは、画像を予めメディア登録して、代替テキストなどともに、キャプションも添えた後に、投稿編集画面から呼び出す必要があります。投稿編集画面で直接キャプションに書き込む方法もありますが、メディア登録した画像を編集画面に呼び出してから、メディア登録の画面で該当画像にオプションをつけても、すでに投稿記事に使っている画像には反映されません。画像はいったんメディア登録して、その時に必要な属性も入れておく作業フローを決めておくと、処理がスマートになりそうです。
画像の取り扱いと共に、エディター編集もうまくブロックに取り込んで、モバイルファーストのページ作りに役立ててほしいです。