[221206]ミーティング・リマインドから

先日のセッションで、編集したはずの内容が消えてしまっているというハプニングがありました。

WordPress では特に「保存ボタン」を押さなくても、定期的に保存してくれる有り難い機能があります。この時もこの自動に保存された機能を使って、「消えたはずのコンテンツ」を復元することができました。この機能を「リビジョン( revision )」と呼称しています。

このリビジョンで今回は助かったのですが、できれば、文章の作成にかんしては、ローカル(お手元のパソコンまたはスマホなど)で作成を行なってから、サイトにコピーしていくステップをお勧めします。

保存し忘れ対策もそうですが、コピペする手間を介することで、テキスト・データのバックアップにもなります。テキストを編集するソフトはいろいろとありますが、一つのお勧めとしては、Visual Studio Code ( by Microsoft )が挙げられます。(外部にリンク)WindowsでもMacでも、無料でお使い頂けるテキストエディタです。

Visual Studio Code はコードを開発するために作られたエディタですが、通常のWordやPages などの文章作成ソフトと何が違うかというと、WordPressにコピー&ペーストしたときに、余分なコードが混ざってきません。余分なコードが混ざっているかどうかは、WordPressの編集画面で、ビジュアルエディターからコードエディターに切り替えてみることで確認が取れます。

このVisual Studio Code がいいなと思っている2つ目の点は、同じファイルを2つヨコに並べて編集ができる点です。この文章もいま同ソフトを使っています。画面左に「エクスプローラー」を表示させて、該当のファイルを右クリックして「横に並べて開く」を選択することで可能です。文章が長くなったりすると、この機能が重宝します。

iPad をご使用の方はデフォルトアプリの「メモ」を使って同様の編集を行うことが可能です。手軽に設定が行えます。「メモ」ソフトは自動保存もしますので、やはり重宝しています。iPhoneやMac のメモとも同期をとりますので、普段の文章作成はこちらを立ち上げて編集を行うことが多いです。

WordPressの自動保存機能は、画面上のビジュアルなデザインを行っていく上で大切な機能となります。本来の目的として、コード開発を行う上での要請から設定された機能となります。テキストを書いていくことも、その「開発」の一つとして位置づければ、直接書いていくこともありですが、別途エディタを使うことで、文章作成がよりスムーズに行えるということで事例のご紹介をしました。

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

この記事を書いた人

渡邉 義一
ゆるゆるカフェを主宰しています。ウェブ(ホームページ)の制作と運用の勉強会です。ウェブ・セルフ作成サポートを新しく立ち上げました。公開したウェブをどう見せていくか、毎週のミーティングで、継続的にお話しを進めていきます。